何故身体が不調になるのか?

日本古来の草履、下駄(歯のない下駄=雪駄はダメ)は、
足の指又で固定して履く履物ですが・・
どちらも、どちらかの『固定』がシッカリしていれば、
無意識に足指を使うことになります。
(簡単に比較実験できるのですが)
しかし、スリッパや、踵のゆるい靴、踵を踏みつけて履くような履き方では、履物を固定することができませんから、自然と、足指を挙げて、足指で履物を支えるという、主客転倒の動作にならざるを得ません。

日本人の生活様式そのままに、
西洋文明の靴文化を単純に取り入れたところに現在の“悲劇”があると観ています。
すなわち、草履や下駄ならば、玄関先ですぐに脱いだり、履いたりでき、しかも、シッカリ『固定』できますが靴は踵部で固定すべき履物・・玄関先で脱いだり履いたり簡単にできません。
西洋人のように寝室まで靴を履いていけるなら、頻繁に脱ぎ履きしないで済みますから・・シッカリ靴ひもで踵固定して結ばれます。


では、なぜ?足指を使わないとダメなのか?
足裏では、本来 踵部、指の付け根部、及び足指の3箇所で、
体重を分散して支えるのですが、足指を浮き気味にすると
特に、足指の付け根部=横中足骨靭帯部
(横アーチを形成している部分)に過剰な負担を掛けてしまします。

すると、この中足骨靭帯を緩め・・中足骨の骨間が開き・・
足指の腱がありますから、横に広がった分だけ外反(小指は内反)することになります。
形は外反していなくても、中足骨の骨間が開きますと、ますます足指の機能低下が進行していきます。

すると、体重心を足指で支えられませんから・・
当然、足裏の重心は踵寄りに、また、外寄りにならざるを得なくなります。

そうすると、下半身の重心は後重心に、・・
このままでは後にひっくり返ってしまいますから・・
上半身を前重心に持ってくることに、
そして、頭は、更なるバランスを取るためにあごを上げた姿勢にならざるを得ません。
当然、O−脚、骨盤は後傾し、猫背など姿勢は悪くなりますし、上半身は前重心で、お腹を圧迫する形になり内蔵機能も低下していきます。
また、バランスを保つために、無駄で、効率の悪い緊張が全身に及びますから・・疲れやすい状態へ・・・・

今のままでは日本人は劣等民族になりかねません。
肩書きのない我々がいくら口をすっぱくしても・・
なかなか聞いてもらえませんが・・
ブログなど精一杯利用して発信していかねば・・と、思っているところです。